妊娠で知った子宮筋腫- ③

たまあや

2017年11月09日 14:19

普通の妊婦さんより診察のための通院の回数はだいいぶ多かったですが、
無地過ごせました。

お腹の子宮筋腫の大きさが小さくなることはありませんでしたが、
エコーで見ると筋腫はかなり子宮を狭くしてお腹の子供はとても狭苦しそうでしたが、
順調に育ってくれました。

全病院の8ケ月の限界もクリアーしてすくすくと臨月の10ケ月まで育ってくれました。

出産は帝王切開になると告げられていたのですが、ぎりぎりのところで
筋腫の位置が変わったとのことで自然分娩で出産することに変更になりました。

出産はやはり、なかなか出てこれず難産になってしまいましたが、
生まれてきた我が子は3470gと標準よりも大きな男の子でした。

出産の負担が大きかったため、黄疸がでているとのことで子供は2週間の入院をしましたが、
保育器がとても狭く感じられるくらい大きな、元気な子供でした。

今、大きく成長した我が子を前にして、本当にあの時断念しなくてよかったと思います。

出産後も定期的に子宮筋腫の検査はしていて、今は5~6㎝近くで
小さくなっているので温存の状態です。

途中、子宮筋腫による生理過多で生理の量が多く、1ケ月以上続いて
貧血の治療に通った際は、子宮摘出も先生に提案されましたが

やはり、女性ですので子宮摘出には抵抗があるため、その時も鉄分の薬を出してもらって
通院で終わらせました。

最近は生理での生理痛もなく、貧血も収まっていて何も支障なく暮らせています。

不思議なことにあれだけ悩まされていた生理痛は、出産と同時にピタッとなくなって、
毎月の生理で生理痛に苦しむこともなくなりました。

おしまい

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